Wiseで日本の銀行口座(ソニー銀行)からイギリスの銀行口座(Monzo)へ送金してみたので、送金方法を紹介したいと思います。
私は何度もWiseで送金しており(総額30万以上)、大変便利でおすすめなサービスです。
イギリスへ移住・留学・ワーホリで来られる方、日本から海外の銀行口座へ送金されたい方へ参考になれば幸いです。
逆パターン(イギリスポンド→日本円)への送金方法は、以下の記事をご覧ください。
Wiseとは
Wiseは、国際送金サービスを提供している会社で、Wiseで海外送金すると通常の銀行送金よりも安く送金することができます。
私自身も何度も利用しており、安全でお得なサービスです。
詳細は、こちらでご確認ください。
為替レート・送金手数料
為替レート・送金手数料についての詳細はこちらでご覧ください。
日本円を送金する場合に必要な書類
日本円をイギリスの銀行口座に送金する場合、居住地によってWiseに提出する必要書類が異なります。
- 日本在住の場合
- 顔写真付き身分証明書
- マイナンバー関連書類
- イギリス在住の場合
- 顔写真付き身分証明書(パスポート等)
- 現住所証明書類(公共料金請求書等3ヶ月以内に発行された書類、もしくは、イギリスの運転免許証)
渡英後にWise登録を行いすぐに送金したい場合、②現住所証明書類(イギリス在住の場合)の提出はめちゃくちゃ難しいです。
なぜなら、現住所証明には公共料金の領収書や運転免許証が必要になりますが、渡英してすぐに手に入れるのは難しいです。実際、私自身も現住所が証明できず苦労しました。

私の場合は、イギリス人パートナーと住んでおり、公共料金の請求書に名前を入れてもらいましたが、それでも書類を手に入れるまで1ヶ月弱かかったかと思います。
日本の免許からイギリスの免許証の切り替えて住所確認として使用することもできますが、こちらも1ヶ月くらい発行にかかります。
なので、渡英後にすぐに送金したい場合には、Wiseの登録と本人確認を日本で行なっておいた方がベターかと思います。
渡英前:日本円→ポンド送金 お勧めの手順
イギリスの銀行口座を持っていなくて、渡英してからイギリスの口座開設後すぐに送金(日本円→ポンド)したい場合は、以下の手順で行うのがベストかと思います。
登録方法・友達紹介リンク(初回£500まで手数料無料)
登録方法の詳細はこちらをご覧ください。
送金方法
私はイギリス在住で日本の銀行口座(ソニー銀行)→イギリスの銀行口座(Monzo)へ送金したので、その送金方法を紹介したいと思います。
日本在住の場合の本人確認は今回紹介する方法と少し異なる(マイナンバー書類と自撮り写真が必要)ようですが、それ以外は同じ流れになるかと思いますのでご参考にして見てください。
ログイン
Wiseにログインします。
登録がまだの方はこちらをご参考に登録後ログインしてみてください。
送金金額・方法指定

Send moneyを選択します。

- JPYを選択
- GBPを選択
- 送金したい日本円、もしくは、受け取りたいポンドの金額を入力(上記の例だと送金額に1,000円を指定しています)
- 送金方法を選択(Bank transferがお得なのでおすすめです!)
- Our fee:送金手数料
- Discount applied:値引き額
- Total :手数料合計金額
- Guranteed rate:適用される為替レート(48時間有効)
上記の画像の例だと、今回の送金手数料は0円です。
同様に私の紹介リンクからご登録いただいている場合は、Total欄が0円になっているはずなので、ご確認ください。(※500ポンドまで)
送金額・手数料・為替レートを確認したら、Continueを押して次に進みます。
送金先の指定

送金先の銀行口座(イギリスポンドの口座)を設定します。
New contactを選択。

Myselfを選択します。(送金先口座が自分名義の口座の場合)
友人や家族等名義が異なる場合はSomeone else、ビジネス・チャリティーの場合はBusiness or charityを選択してください。

送金先口座の情報を入力します。
- Full name of the account holder:英語で姓名
- UK Sort code
- Account number
入力後、Confirmを選択します。
Wiseのサイトの仕様のせいか、イギリスの送金先の口座の入力をしないと本人確認の画面に進めないようになっています。
なので、この送金作業自体はキャンセルできるので、仮でイギリスの口座を入力しておくことをお勧めします。
ですが、渡英前でイギリスの口座を持っていない場合、こちらの入力が不可能かと思います。
私自身でやったことがないので確実ではないのですが、こちらのページでウクライナチャリティーの銀行口座が公開されているので、「CARE」の口座情報を入力すれば、次の画面に進めると思います。
今回の送金作業自体はキャンセルしてOKですが、こちらのチャリティーには安価な送金手数料で募金できますので、後日、是非少額でも募金していただけたらと思います。(ご自身への送金作業と同様の手順で募金できます!)

上記のように「We’ve verified these details and created your recipient. (詳細を確認し、送金先口座情報を作成した。)」との案内が表示されたらOKです。Continueを選択します。
本人確認書類のアップロード

身分証をアップロードします。パスポートが無難かと思います。私もパスポートをアップロードしました。
「ID issuing country」でJapan、「Document type」はPassportを選択します。

パスポートの顔写真のページをスマホで撮影し、Choose a fileより該当の写真を選択しアップロードします。
その後、Continueを押します。
現住所確認書類のアップロード

スマホで現住所確認書類を撮影し、Choose a fileから該当の写真を選択します。私はイギリスの運転免許証を使用しました。
運転免許がない場合は、Utility billsかBank statements(発行から3ヶ月以内)を使用すればいいかと思います。
その後、Continueを押します。
イギリスの免許証、Utility bills、Bank statementsを住所証明として使用できます。詳細はこちらから確認できます。
ただし、Monzo、StarlingのBank statementsを使用して現住所確認を試みましたが、どちらもダメでした。(Wiseからメールが入り、無効な書類だと言われました。)
発行日の記載がなかったためかと思います^^; 過去にMonzoのOriginal bank statementを取得したことがありますが、こちらにも発行日の記載日がなかったので、オンラインバンクの書類を現住所確認の書類として使うことは難しいかなと思います。
日本の運転免許を持っている方は、イギリスの免許に切り替えて現住所証明するのが手っ取り早いかなと思います。
送金理由の選択

送金理由を聞かれるので該当のものを選択します。
以下を参考に当てはまるものを選択し、Submitを押してください。
- ご自身の日本の銀行口座→イギリスの口座へ送金される場合:Transfer of own savings
- 生活費:General monthly living expenses
- チャリティーへの寄付:Charitable donations
送金先の指定で仮でチャリティー団体の口座を選択している場合は③Charitable donationsを選んでください。

「We have everything we need for now. (提出書類を受け取りました。これから確認し、何かあれば連絡しますと言った内容)」と表示されるので、Got itを押します。
確認が完了or書類の再提出が必要な場合は、Wiseよりメールが届くので、それまでは放置でOKです。
画面も閉じてOKです。
本人確認書類・住所確認書類の完了通知

本人確認書類と住所確認書類の確認が完了すると、上記のような通知メールが届きます。(上記のメールが合計2通届きます。)
上記のように、「Good news, we’ve confirmed a personal document you’ve sent us.」と表示されていれば書類確認が無事完了したということなのでOKです。
書類を提出してから、上記の完了通知メールを受信するまで、3時間くらいかかりました。
2通届いたのを確認し、Go to your accountを押します。
渡英後にイギリスの銀行口座を開設し、日本の口座→イギリスの口座へ送金する場合は、私自身で行ったことがないので確実ではありませんが、こちらのステップの11まで行っておく・もしくは16の後で振り込むを選択しておけば大丈夫かと思います。

後で振り込むを選択しても、実際に振込を行わず放置しておけば送金依頼は自動でキャンセルされるので、心配いらないです。
日本での本人確認は3営業日かかるそうなので、おそらく確認完了後に上記と同様にメールで通知が届く流れかと思います。
その後は、渡英後銀行口座を開設してから、以下の手順で送金作業を行ってみてください。
こちらからMonzoを開設されると紹介特典で£10〜£50もらえるので、ご自由にご利用ください^^
本人確認終了後
先ほど作業していた送金依頼(本人確認・現住所確認書類提出前に作業していたもの)は放置しておけばしばらくすると自動でキャンセルされます。
作業中だったものを再開したい場合は、Wiseにログイン後作業していたものを選択して作業を再開します。
キャンセルして新しい銀行口座を指定して送金する場合は、以下の①〜③の手順を再度行い、送金金額・方法、送金先、送金理由を指定してください。
利用規約

上記の画面が表示されるので、ざっと読み下にスクロールします。

I Agreeを選択します。
確認画面

確認画面が表示されます。
- Manually transfer the money from your bank: 銀行口座から送金
- Debit card: デビットカードから送金
手数料がかからない場合は、どちらの送金方法を選択しても良いかと思います。
手数料がかかる場合は、①の「Manually transfer the money from your bank」の方が安いのでおすすめです。
こちらの記事では、「Manually transfer the money from your bank」を選択した場合のやり方を紹介します。
Debit cardの入力画面についてはこちらでご確認いただけます。
- You send exactly: 送金金額
- Total fees (included): 手数料
- You get: 送金先の受け取り金額
- Should arrive: 送金にかかる時間/日数
「Total fee」は、私の紹介リンクを使用し送金される方は初回£500まで無料なので、0(もしくは£500.01以上送金の場合は£500分まで無料)になっているかご確認ください。
内容に誤りがなければ、Continue to paymentを押します。

「Wiseは自動でお金を送金しません。Wise口座への送金は自身で行ってください。振込確認後に指定の口座へ送金します。」的な案内が出るのでI understandを押します。(この案内は送金方法でBank transferを選択した場合のみ表示されます。)
Wise宛への送金作業(Bank transfer)

自分の口座から送金する場合は「Yes, I’m the account holder」、そうれなければ「No, 〜」を選択します。
Continueを押します。

該当の銀行の種類を選択します。
- Online banking: インターネットバンキング
- Telephone banking: テレフォンバンキング
- Bank branch: 銀行支店での振り込み
私はソニー銀行から送金するので、「Online banking」を選択しています。
選択したら、Continue to our bank detailsを選択します。

すると、上記の画面が表示されるので、こちらに記載のある銀行口座宛に自分の銀行(私の例だとソニー銀行)から振り込み作業を行います。
振込作業
参考までにソニー銀行からの振込方法を紹介します。

振込を選択。

新規振込を選択。


Wiseの画面の「Bank」部分にある銀行を選択します。上記の例だと「Paypay銀行」を選択します。


支店(Branch)の頭文字を選択します。

「条件に当てはまる支店名」で該当の支店を選択し、次へを押します。


預金種別(Account type)、口座番号(Account number)を選択・入力します。
入力後次へを押します。

確認画面が表示されるので内容を確認します。
確認後、「取り引き暗証番号」を入力し、次へを押します。

ソニー銀行のアプリで確認するよう案内があるので、スマホでアプリを開きます。

OKを押します。

振り込み内容を確認し、振込を押します。

上記の「振込の手続きを承りました。」が表示されたら、手続き完了です!

Wiseに戻り、I’ve made my bank transfer.(振込手続きをした。)を選択しておきます。
入金
上記で、I’ve made my bank transfer.(振込手続きをした。)を押してから4分後にMonzoに入金がありました。

同時刻に、Wiseからも「Transfer sent」の件名でイギリスの口座宛に送金したとの内容のメールも届きました。
まとめ
以上が、Wiseで日本の銀行口座からイギリスの銀行口座への送金方法についてでした。
移住予定の方・すでに海外におり日本から現地通貨へ送金されたい方へご参考になれば幸いです^^
コメント