イギリス在住の私ですが日本に一時帰国した際に日本の運転免許証の更新をしてきました。
とういうことで、今回は海外滞在・在住者の一時帰国時の日本の運転免許証の更新方法について紹介したいと思います。
更新できる期間
海外在住者の場合、以下の2パターンで更新可能です。
- 更新期間(誕生日をはさんだ2か月間)に日本にいる場合
- 更新期間前には日本に帰国しているが、更新期間に日本にいない場合:更新期間には日本にいないこと証明すれば事前に更新可能(※有効期間が通常更新より1年短くなる)
有効期間が切れてから再度取得することもできるようですが、少し手続きが複雑そうなので、私はいつも有効期限が切れる前の日本に一時帰国したタイミング:②のパターンで更新しています。
参考ページ:有効期間の満了により免許が失効した場合
必要書類
海外在住者が日本の免許を更新する際には以下が必要になります。
- 更新申請書(警察署・試験場にあります。)
- 現に受けている免許証
- 一時帰国時の滞在先を証明する書類+証明人の住所等が確認できる身分証明書の写し
- 更新期間内にはまた出国している等やむを得ない理由の事実を証するに足りる書類
- メガネ・コンタクト(使用している場合)
- 手数料(3,000円〜3,800円 ※区分による)
詳細はこちらの警察庁のページで確認できます。
一時帰国時の滞在先を証明する書類/証明人の住所等が確認できる身分証明書の写し
一時帰国時の滞在先を証明する書類は、自分宛の郵便物等でいいそうですが、自分宛の郵便物が滞在先にあることは少ないかと思います。
その場合は、代わりに、こちらの一時帰国(滞在)証明書を滞在先の世帯主に書いてもらうことで、証明書類として使用することができます。(東京の場合)
さらに、上記の証明書と合わせて証明人の住所が確認できる身分証明書のコピーが必要になります。
私は実家に滞在したため、親に一時帰国(滞在)証明書を記入してもらい、親の免許証のコピーと一緒に持参して免許の更新を行いました。
ちなみに、ここで記入した「一時帰国(滞在)先住所」が免許証の住所に記載されます。
実家だったらいいですが、滞在先がホテルでホテルに証明書を書いてもらった場合にはホテルの住所が記載されるようです。結構テキトーだなとびっくりしました。笑
更新期間内にはまた出国している等やむを得ない理由の事実を証するに足りる書類
これはパスポートでOKです。
書類確認時に入国時のスタンプの日付を確認されたので、入国時にスタンプを忘れずに押してもらうといいかと思います。(自動ゲートの場合は、自動ゲートを通過した後にスタンプをもらえる窓口があります。)
ビザ(BRPカード)も念の為持参しましたが確認されませんでした。
更新場所・更新手数料
優良運転者
免許継続期間5年以上で、基準日前5年間無事故無違反、かつ重大違反教唆幇助・道路外致死傷をしたことがない方(高齢者講習該当者を除く。)
警視庁
日本を離れて5年以上経過している方は日本の免許を使っていないかと思うので、ほぼ優良運転者に該当するかと思います。
運転免許試験場・運転免許更新センター・指定警察署で更新できます。私は最寄りの指定警察署で更新しました。
30分の講習の受講が必須で、更新手数料は3,000円です。
一般運転者
免許継続期間5年以上で、基準日前5年間に軽微な違反(事故)行為1回、かつ重大違反教唆幇助・道路外致死傷をしたことがない方(高齢者講習該当者を除く。)
警視庁
運転免許試験場か運転免許更新センターで更新可能です。
1時間の講習の受講が必須で、更新手数料は3,300円です。
違反運転者講習
基準日前5年間に違反事故など(軽微違反行為1回のみの場合を除く。)がある方(高齢者講習該当者を除く。)
警視庁
運転免許試験場のみで手続き可能です。
2時間の講習の受講が必須で、更新手数料は3,800円です。
免許更新当日の流れ
基本的に日本にいる際と更新の流れは同じです。
会場の入り口で来場者の更新ハガキを確認しているので、その際には海外在住で更新したいことを伝えればOKです。(更新期間前に更新する場合には更新ハガキがないため)
すると、係の人が必要書類を確認してくれ、問題がなければ更新申請書に記入して窓口で手数料を払うよう案内されます。
その後、再度別の担当の方が書類に不備がないか確認後(海外在住期間や在住国を聞かれます。)、あとは日本在住時の更新時と同じで、視力検査→写真撮影→講習→免許の交付を受けて終わりです。
会場の混み具合にもよるかと思いますが、一番最近行った免許の更新(優良運転者)では会場に到着してから更新完了まで1時間くらいかかりました。
まとめ
以上が、海外在住者が一時帰国した際の日本の運転免許証の更新方法についてでした。
ご参考になれば幸いです^^
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