イギリスで妊娠中・出産予定の私ですが、出産前にどうしても一回日本に帰りたかったので一時帰国をしました。
片道直行便で14-15時間かかりましたが無事問題なく帰国することができました。
ということで、今日は私が日本への一時帰国の際に注意したことについて紹介したいと思います。
一時帰国した時期
イギリスの助産師には、日本(長距離フライト)に行きたい場合には妊娠30週目までに行くようにアドバイスがありました。
12週目まではつわり等体調が整わないかもしれないので控えたほうが良いようですが、特段健康・妊娠の経過に問題がない場合は日本への帰国も問題ないかと思います。
私は22〜24週目の間に一時帰国しイギリスに戻ってきました。
行きは空港と機内でちゃんと食べたためかお腹がいっぱいで少しお腹が張りましたが、他は特に問題ありませんでした。
帰りは食べすぎないように気をつけたこともあり、お腹も張らず妊娠前と変わらずに特に不便なく過ごせました。
航空会社の対応
行きはJAL(日本航空)、帰りはBA(ブリティッシュ・エアウェイズ)の直行便を利用しました。
庶民なのでエコノミー利用の一択でしたが、物価上昇もあり航空券は高めでした。泣
JALは予約後に電話し妊婦だと伝えたところ、壁の後ろのlegroomが広い席を確保してくれました。足が伸ばせて快適でした。
搭乗の際には、基本アナウンスがあったグループ(搭乗券に記載)の順番に案内されますが、妊婦はその一番最初のグループよりも前に優先搭乗できます。(アナウンスがあります。)上に荷物を置く際にはスタッフの方に言えば手伝ってくれるようですが、私は自分で入れました。
BAは座席指定が無料でできないので、通路側の席を有料で自分で予約しておきました。legroomも広くない普通の席でしたが、特に不便は感じませんでした。
BAはJALのように優先搭乗(妊婦やお年寄り等)の事前搭乗アナウンスがないようなので、優先搭乗したい場合はチェックインの際に妊婦だと伝える必要があります。すると、優先搭乗したいか聞かれるのでお願いしておくと、他の人よりも先に優先搭乗をさせてくれます。(個別で声をかけられて誰よりも先に搭乗させてくれます。)
BAもJALもチェックインの際に出産予定日を聞かれました。
助産師からのレターは不要でした。
また、JALもBAもチェックイン時に妊婦だと伝えると、スタッフの方が手伝ってくれスーツケースをスケールに置いてくださいました。
妊娠中にJALとBAの利用を検討中の方は、以下に各エアラインの妊婦への案内事項のページを貼っておきますので、ご参考にしてみてください。
参考ページ:JAL 妊娠中のお客さま
参考ページ:British Airways Travelling when you’re pregnant
Baggage reclaimでの荷物下ろし
今回私は一人で帰国したので、自分で預け荷物をレーンから下ろしても問題ないか心配していました。
妊婦は重いものを持つべきじゃないと聞いていたので、特に帰りのヒースローで荷物を下ろせるか心配していました。
スタッフや周りの親切そうなイギリス人に頼もうかと思っていましたが、日本の空港もイギリスの空港も周りにスタッフが全然いませんでした。笑 (妊婦と伝えていてもここのスタッフのことまでは配慮はされていないようです。)
人見知りだし周りにイギリス人も見当たらなかったので、結局私は自分で下ろしました。ただ、持ち上げずに、ハンドルを持って引き摺り下ろしました。笑 重さは14kgくらいあったかと思います。
人に頼むのが一番かと思いますが、私のように周りに助けを求められないこともあるかと思います。荒技ですが引き摺り下ろすと重くないしなんとかなったので、自己責任にはなりますが一人でできないこともないのでご参考なれば幸いです。
機内で気をつけたこと
助産師からは、機内ではよく動き・水分補給・着圧ソックスを履くようにアドバイスされていました。
同様のNHSのアドバイスもこちらから確認できます。
機内でよく動けるように、座席は通路側を確保した方がいいかと思います。
妊婦でトイレが近い+水分補給をたくさんするとトイレにも行きたくなったので、私は通路側の席にしてよかったです!
水分補給もカフェイン入りや炭酸系のものは避けてお水を飲むのがベストだそうです。私もこれでもかってくらい水を飲みまくりました。(15時間のフライトで1.5-2リットルくらい飲んだかと思います。)
イギリスの空港はセキュリティー通過後に無料のウォーターファウンテンがあるので、マイボトルを持参しておくと便利で経済的です!
日本からイギリスに帰る便では、搭乗前に自販機でペットボトルを3本購入しましたが全部飲み干しました。
私は上記のNEOの着圧ソックスを購入し使用しました。
膝下までの短いタイプです。イギリス国内の車での長距離移動やヨーロッパへの海外旅行の際にも使えたり、なんだかんだ重宝しています。
機内で動くのが難しい時は、こちらの厚生労働省のページの参考資料「予防の足のための運動」を見ながらマッサージや足を動かすようにしていました。
まとめ
以上が妊娠中の海外から日本への一時帰国のレポートでした。
妊娠中で一時帰国を検討されている方・予定されている方のご参考になれば幸いです^^
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