ずっと避けていたイギリスの歯医者でしたが、日本で昔入れた銀歯の詰め物が取れてしまったので、先日遂に初めて受診に行ってきました!
歯医者の種類
種類 | 費用負担 |
---|---|
NHS | 一部負担(保険適用) |
プライベート | 全額自己負担 |
イギリスの歯医者には、NHS(保険適用)のものと全額自己負担のプライベートの2種類あります。
NHSのGPは無料ですが、NHSの歯医者は自己負担分が発生します。治療の内容により、£23.80-£282.80支払う必要があるそうです。
NHSの歯医者の料金(詳細)につきましては、こちらからご確認できます。
NHS専門の歯医者もあるにはあるようですが、プライベートの歯医者がNHSとプライベートのプランを両方扱っているケースが多いようです。
歯医者の公式サイトでNHS料金の記載がある場合は、NHS患者として登録すると受診が可能なようです。
ですが、今はロックダウンの影響でバックログがかなりあるようで新規NHS患者を受け付けていないところが多い様子。。。
実際私が受診した歯医者もNHSとプライベート両方扱っているのですが、NHSは新規受付不可で登録させてもらえませんでした。
NHSの歯医者の探し方
こちらから最寄りのNHSの歯医者を探すことができます。
歯医者の予約
私はGoogleマップで見つけた近くの歯医者合計3件に電話・メールしました。
初めに連絡した2件は、両方とも最短で2ヶ月半後の予約が可能との回答。(両方ともプライベートです。)
コロナのバックログ+既存の患者を優先しているようで、新患は後回しらしい。。。
最後にかけた3件目でようやく一週間後の予約を取ることができました。
予約の流れ
歯医者により、予約の流れは様々かと思いますが、参考までに私が受診した歯医者のケースを以下に記録しておきます。
さすがプライベートというだけあり、対応もスムーズでフレンドリーでした。歯科医の先生に一回聞き直したのですが、嫌な反応をせず優しく繰り返してくれて感動。笑
ちなみに以下が私が症状を説明する時に使った英語です。
My metal filling originally fell off a few months ago and I put it back temporarily. But it fell off again yesterday when I was flossing. Since then, my tongue is sometimes numb and I taste something bitter all the time.
実は元々数ヶ月前に詰め物が取れたのですが、自力で戻して過ごしていました。笑 ですが、詰め物を自力で戻して以降、舌に痺れが出たり、常時口の中は苦かったり、不快なこと極まりありませんでした。普通の人はやらないので大丈夫かと思いますが、お勧めしません!苦笑
ちなみに、応急処置の詰め物を入れてからは、上記の症状はすっかり消えました。勝手に自己判断で色々やっちゃダメだなと学習しました^^;
その後、予約の2日前に、めちゃくちゃ長い新患用登録フォームとコロナ用のフォームがメールで送られてきました。
通常はおそらく歯医者で記入するものですが、コロナの関係で自宅でウェブで回答できるように変更されたようです。
既往歴やアレルギー情報、コロナの症状がないか諸々入力して、なんだかんだ5-10分くらいかかったかと思います。
予約当日
マスクをして歯医者へ入り、サニタイザーで消毒後受付に早速声をかけました。
Hello, I have an appointment from **.**. My name is ***.
受付後、椅子に腰掛け待機。他にも患者は5人ほどいて、一人のお年寄り以外全員マスクを着用、ソーシャルディスタンスでみんな距離を開けて待っていました。
5分後歯科助手らしき女性のスタッフさんが迎えにきて、個室の綺麗な診察室に案内されました。さすがプライベート!
電話で話したフレンドリーな歯医者さんとご対面!マスクをしてたけど、イケメンおじさん風。
鞄をカゴに入れてマスクを外して、椅子に座ってください。
誘導され椅子に腰掛ける。日本と同じリクライニングチェアーでしたが、既に歯医者さんが口内を見やすいように、背もたれは倒されていました。
Filling(詰め物)が取れたんだよね?痛みは無い?
はい。取れたやつここにあります。痛みは無いです。
あーこれはFillingじゃなくて、Inlayだね。
どうやら、私の銀歯タイプの被せる詰め物は英語ではFillingではなくInlayと呼ぶようです。(私のイギリス人のパートナーもFillingだと思っていたので、専門用語かと思われます。私たちが単に無知なだけかもしれません。笑)
その後、口内を先生がさくっとチェックしながら、歯科助手と連携し、パソコンに私の歯の状態を記録。
両サイドの奥歯だけレントゲンを取ろう。このプラスチックの棒を入れるから黒いところを噛んでね。
日本でレントゲンを撮った際は、確かレントゲン室に連れて行かれた記憶があったので、着席のままできる設備があるのはすごいなーと感心。
例のプラスチックの棒を噛み、カメラを上部から回し両サイドの奥歯のレントゲン終了。
撮ったレントゲンを見ながら説明してくれる先生。
歯も全部健康で異常無いし、仮の詰め物も綺麗に入ってるから後3週間くらいは大丈夫だと思う。数週間後に麻酔とクリーニングをした後に、新しい白い詰め物を入れるだけで大丈夫だよ。Inlay(銀歯タイプ)は必要ないね。受付で予約してまた来てね。見積もりもメールで予約完了後に送るね。
とりあえず異常なくてよかったと一安心!ホワイトニングやら色々ふっかけられるかと心配していましたが、必要な治療だけオファーしてくれたのでよかったです。
受付で次回の予約をし、支払いは済んでいるので退散。全部で15分程でした。
帰り道、早速次回の予約の確認メールと以下の見積もりが届きました。
高いです。笑 日本円で今のレートで26,000円くらい。
あくまで見積もりなので、変わる可能性もあるかと思うとぞっとするとことなのですが。笑 安心料+今回受けたサービスを考えると妥当なのかなーと思うようにしています。笑
次回は数週間後なので、また治療した際に詳細をアップしたいと思います。
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