今日は、英語で未満・以下・以上・超えるの言い方をまとめたいと思います!
※こちらの記事は、私のパートナーであるイギリス人ネイティブチェック済みの正しい英語ですのでご安心ください^^
日本語でのそれぞれの意味と英語の基本フォーム
まず、それぞれの日本語の意味と英語の基本フォームを以下にまとめたいと思います。
未満
- Fewer/less/その他比較級/ than 数字
- below/under 数字
“未満”と言いたい時は、”比較級 than 数字”で表現できます。もしくは”Below/under 数字”を使ってもOKです。
以下使用時の注意事項です。
未満の言い方 | 使用時の注意事項 |
---|---|
Fewer than 数字 | 名詞が可算名詞の際に使用できる |
Less than 数字 | 名詞が不可算名詞の際に使用できる |
低いことを表す比較級 than 数字 | 例) younger, shorter, lower等 |
Below/under 数字 | 不可算名詞の際に使用できる |
英語の先生に教えてもらったことですが、イギリス(ネイティブ)でも可算名詞の場合でもLessを使うのが普通になってきているとのこと。
例えば、スーパーでも”Less than 5 items”なんて張り紙を見かけるけど、それは本当は間違っていると先生に教えてもらいました。(Itemは可算名詞のため、本来は”fewer than 5 items”が正しい)
なので、lessと言っても通じますが、正しい英語を習得されたい方は可算名詞と不可算名詞でlessとfewerを使い分けるように覚えるのがベストです。(私も無意識にlessを使いがちなので、最近は注意して使い分けるようにしています!)
例文
- The price in the quotation is only valid when you order 5 or more items. Please ask for another quotation if you want to order fewer than 5 items.(itemsは可算名詞の為、fewerを使用)
→こちらの見積もり価格は5つ以上注文される際にのみ有効です。5つ未満注文する際には、再度見積もりを依頼してください。
- We can only accept luggage less than 25kg. (重さは不可算名詞なので、lessを使用)
→お預かりできる荷物は、25kg未満のお荷物のみです。
- Only children younger than 10 are allowed to use this facility.
→10歳未満のお子様のみこちらの施設を利用できます。
3番のように、若い(younger)、低い(lower)など他に適切な形容詞がある場合には、それらを使ってもOKです。
以下
- 数字 or fewer/less/その他比較級/below/under
“以下”は、”数字 or 比較級”、もしくは”or below/under”を使って表現することができます。
使用時の注意事項ですが、基本的に”未満”と同じです。
以下の言い方 | 使用時の注意事項 |
---|---|
数字 or fewer | 名詞が可算名詞の際に使用できる |
数字 or less | 名詞が不可算名詞の際に使用できる |
数字 or 低いことを表す比較級 | 例) younger, shorter, lower等 |
数字 or below/under | 不可算名詞の際に使用できる |
例文
- We can invite 20 people or fewer because the room can only accommodate 20 people at maximum. (peopleは可算名詞(personの複数形)の為fewerを使用)
→この部屋は最大20人まで収容できるから、20人以下招待できる。
- You can apply for an exam fee remission if your annual income is £15000 or less. (金額は不可算名詞なので、lessを使用)
→年収が£15000以下の場合は、テスト料金免除の申請ができます。
- You are not permitted to go on this roller coaster if you are 120cm or shorter.
→120cm以下の方はこのジェットコースターに乗れません。
以上
- 数字 or more/その他比較級
“以上”も比較級を使用する場合は基本的に”以下”と同じで、”数字 or 比較級”で表現することができます。
以上の言い方 | 使用時の注意事項 |
---|---|
数字 or more | 可算名詞・不可算名詞の両方に使用できる |
数字 or 高いことを表す比較級 | 例)Taller, heavier, higher等 |
“未満”・”以下”を使用する際は、可算名詞か不可算名詞かにより単語を使い分けなければいけませんでしたが、“以上”・”を超える”の場合には区別することなくmoreで表現することができます。
例文
- You need to spend £30 or more to be eligible for free delivery.
配送料を無料にするには、£30以上のご注文が必要です。
- You need to be 18 or more to learn to drive.
運転を学ぶには18歳以上である必要があります。
- It’s been burning hot in England. We had never had temperature 30℃ or higher.
最近のイングランドはめちゃくちゃ暑い。過去に30度以上だったことなんてないよ。
超える
- More/その他比較級/ than 数字
“超える”は、”比較級 than 数字”で表現することができます。
以下注意事項です。
以上の言い方 | 使用時の注意事項 |
---|---|
More than 数字 | 可算名詞・不可算名詞の両方に使用できる |
高いことを表す比較級 than 数字 | 例)Taller, heavier, higher等 |
例文
- We had more than 100 guests at the party.
100人を超えるゲストがパーティーに来た。
- Please contact us when your hand luggage is more than 10kg.
手荷物が10kgを超える場合は、声をかけてください。
“以上”と”超える”に”above”と”over”は使えるか?
こちらはパートナーに聞いたことなのですが、”以上”と”超える”に”above”と”over”は文法的には一応使用できるけど、少し不自然な響きになるようです。
例えば、”over”はお金に使用できるけど(例: £30 or over)、”more”(£30 or more)を使う方が自然だそうで彼なら絶対に使わないそう。
ということで、間違ってはいないけれど、自然な言い回しを習得するためにも、”more”と他比較級を使用するのがベストかと思います。
まとめ
以上が英語での未満・以下・以上・超えるの言い方でした!
日常会話ではそこまで細かくaccuracyを気にして話すシチュエーションは無いかと思いますが、ビジネスや手続きなんかでは重要なトピックになるかと思います。
基本的に、以下・以上: 数字+or+比較級のフォーム 、未満・超える: 比較級+thanのフォーム なので、こうやってみると意外に英語での言い方もシンプルで覚えやすいかと思います。
是非この辺の使い分けに悩まれていた方はご参考にしてみてください^^
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