イギリスで3月25日(月)にロックダウンが始まり、早3週間ほど経過しました。
私も在宅勤務を開始してからも約1ヶ月経ち、個人的には天気の良さと日照時間の長さに助けられています。
私の住んでいるミッドランドをベースに、現在のイギリスの状況を以下に記録したいと思います。
イギリスのロックダウン対策
以下ロックダウンが開始してからルールです。
- 日用必需品販売店以外は閉店
- 日用必需品の買い出し・1日1回のエクササイズ(散歩・ランニング等)以外は外出禁止
- もちろん友達、別居している家族に会いに行くのも禁止(警察に見つかった場合は罰金)
- 日用必需品の買い出しも最小限に抑える( 週1回ほど)
- スーパーやエクササイズ時に他人とすれ違う場合は、間隔を2メートル開ける
- 交通機関は、日用必需品買い出し者・キーワーカーの通勤手段確保の為、政府指示にて運行有り
- 自宅勤務できる者は自宅勤勤務
悲しい事に無視して友達集まってBBQしたり、家族で釣りに行ったりしている人もいるようですが、多くの人はルールを守っているようです。よかった。
スーパー
一時、2週間前くらいまでは、こちらでもPanic-buyingがあり、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、ハンドソープ、消毒液、パスタがどこも売り切れ、プラスで食料品、肉野菜フルーツどれもほぼ売り切れでした。
先週末にスーパーに行った際には、ストックはほぼ通常時に戻っておりましたが、今度はミルクと卵が品薄になっています。
昨日もショッピングに行きましたが、ミルクはありましたが、卵は変わらずありませんでした。
そして、先週末より、買い物は1世帯につき代表者一人スーパーに来るように指示がありました。スーパー内で間隔を開けて買い物する為だと思われます。
マスクをしない国、イギリスですが、使い捨て手袋やマスクをしている買い物客を最近はちらほら見かけるようになりました。
数週間前まではアジア人がマスクをしているとコロナ扱いされ差別されていたのに、一瞬にして状況が変わりました。
首相 ボリス・ジョンソンからの手紙
今週末はイースター休暇で、10日(金)から4連休です。
連休前の木曜日に首相からの手紙がポストに入っていました。
命を救う為、NHSを守る為外出しないでくださいとの内容。
手紙と一緒にリーフレットも同封されていました。
天候もこの週末は本当によく、外出日和で、今はイギリスで一番いい季節です。
イースター休暇で外出したくなる国民に向けての手紙なのかな。
首相から手紙が届くことなんてあるんだとびっくりしていましたが、パートナーに聞いたところ、彼が生きてきた中でも初めてのことだと言っていました。
町中の様子
私は小さい町に住んでいるのですが、それでも店が閉まっていて人気が少なく、普段との差を体感しています。
買い物帰り、パートナー運転時に撮った写真です。ここのハイストリートは週末マーケットが開かれており、人で溢れています。
見てわかる通り、今はゴーストタウン化。
こちらと以下は散歩時。この公園はちらほら散歩している人がいましたが、それでも通常に比べたら人がいません。
人気が無い町中。
仕事状況
私の勤めている会社は、今のところはまだ影響なく働けていますがありませんが、今後どうなるかわかりません。
実際に私の友達や周りではRedundantやFurloughされていると言う話も聞きます。
Furloguhされた場合、給与80%分(上限£2500/月)政府から補償が出るので皆どうにかやっていけてるとは思うのですが、2月28日時点でその企業に勤めていなかった場合は対象外のようです。
それ以降に入社した人はちょっと気の毒。。。
また、この補償も今のところ5月末までのようなので今後どうなることやら。。
求人もたまにチェックしていますが、やっぱり募集しているところはほとんど無いです。
既にたくさんの感染者・死者が出ているイギリスですが、まだピークを迎えていないようです。
感染者・死者が今後ヨーロッパ最大になる恐れもあるとも今日ニュースでみました。
本当に怯える毎日ですが、一刻も早く収束して、元の生活に戻れますように。。。
コメント
こんにちは。
イギリスの情報、興味深かったです。
日本も中途半端な制限みたいなことをせずに、
ガチっと1回しっかりと対策をして欲しいものです。
渋谷や新宿等の繁華街は人が全くいませんが、
他の山手線の駅だと、
少し駅から離れた商店街には人がうじゃうじゃいます。
こんにちは。コメントありがとうこざいます。
店が開いてる限り、人はそちらに流れてしまいますよね。。
感染発覚まで時差もありますし、欧米の悲惨な状況を参考にして、本当日本には早めに対策して欲しいです。
ドロスケ様もお気をつけお過ごし下さい。