日本からイギリスへ荷物(EMS)の送り方

郵便・荷物関係
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先日、日本からイギリスへEMSで荷物を送ってもらったので、EMSの送り方を紹介したいと思います。

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2022年10月現在ベストな送付方法

2022年10月現在、日本→イギリスへ郵便局のサービスを利用して荷物を送る手段は、船便(小型包装物・国際小包)かEMSのみです。

コスパがいい小型包装物の航空便は、現在日本→イギリス向けは引き受けを停止しています。泣

2023年11月現在、日本→イギリスへの航空便の引き受けが再開されています。 

なので、小型のもの(2kg以内)を安く送りたい場合は小型包装物の航空便、急ぎの場合/もしくは2.01kg以上のものを送りたい場合はEMSでの送付がおすすめです。

服等賞味期限がないものや急ぎでないものは、小型包装物の船便を利用してもいいかと思います。

▼小型包装物の送付についての詳細はこちら▼

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EMSで送れる荷物の寸法・重さ制限

  • 最大長さ:1.5m以内
  • 長さ+横周:3m以内
  • 重さ:30kgまで
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EMSの料金

以下、日本からイギリスへのEMSの料金表(10kgまで)ですが、少しまとめてみました。

重量料金
500gまで3,150円
1kgまで4,400円
2kgまで6,700円
3kgまで8,800円
5kgまで13,000円
10kgまで23,500円
郵便局EMS料金表より(※価格は2022年10月現在のものを参照。)

その他の重さの料金は以下より確認できます。

料金表(EMS:取り扱い国すべて) - 日本郵便
取り扱い国すべてには、アジア・オセアニア・北米・中米・中近東・ヨーロッパ・南米・アフリカの国・地域が含まれます。

2kg〜6kgまでは500g単位・6kg〜30kgは1kg単位で料金が設定されています。

なので6.1kgのものを送っても6.9kgのものを送っても送料は同じなので、できるだけギリギリ次の料金設定に届かないくらいの重さで送付する方がお得です!

折角高いEMSを利用して送るなら、小型包装物でも利用できない2kg以上の荷物を送付された方がお得かと思います。

私は3kg分の料金設定に抑える為に、2.9kg分の食料・プレゼントを詰めてもらい送ってもらいました。

料金設定の重さは梱包材・段ボール含めての重さなので、注意が必要です!

例)中身が2kgぴったりの場合、段ボールに入れて郵便局差し出し時に2.1kgの測定→2.5kgの金額をチャージされる。

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EMSの配達日数

お届け日数表(EMS) - 日本郵便
EMS(国際スピード郵便)のおおよその配達日数をご案内しています。

上記郵便局のページより確認できます。

地域により若干異なるようですが、基本的に日本からイギリスまで数日前後で届くようです。

私は、東京→イギリスにEMSで荷物を送ってもらい、郵便局のサイトでは2日の案内でしたが、実際は6日後に届きました。

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禁制品

禁制品の詳細は、こちらをご確認ください。

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EMSの送り方

パソコンスマホを使用してのラベルの作成が必須です。

スマホ版は、会員登録なしで利用でき、必要事項入力後ラベルの印刷をせずに郵便局でQRコードを提示することで発送ができます。

パソコン版は、会員登録をし、必要事項入力後ラベルを印刷して郵便局に持ち込む形です。

私はパソコン版を利用したので、パソコン版での操作方法を紹介したいと思います。

スマホ版でも最後のラベル印刷以外は同じ作業になるかと思うので、参考にしてみてください。

国際郵便マイページサービスに会員登録(無料)

国際郵便マイページサービス

上記にアクセスします。

「はじめての方」の下にある個人のお客様を選択します。

必須マークがついている箇所を見本と同様の形式で入力し、利用規約に同意を選択します。

登録確認画面が表示されるので、入力内容を確認し、仮登録を選択します。

上記画面が表示されるので、登録に使用したメールアドレスのメールを確認します。

https://www〜のリンクをクリックして仮登録を完了させます。

上記画面が表示されたら登録完了です。ログインページへ戻るをクリックします。

国際郵便マイページサービスにログイン・ラベル作成

手順

  1. 国際郵便マイページサービスにログイン
  2. ラベル作成
    1. 依頼主情報の入力
    2. 届け先情報の入力
    3. 内容品登録
    4. 発送関連情報、税関告知書・インボイス
    5. 配送ステータスメール設定(任意)
    6. 送り状印刷

ログイン

こちらのログインページの「すでに登録済みの方」からメールアドレスとパスワードを入力してログインします。

ラベル作成

送り状作成を選択します。

依頼主情報の入力

ご依頼主の入力、もしくは、ご依頼主住所を追加(アドレス帳に登録したい場合)を選択します。

依頼主情報を英語で見本を参考にして同様に入力します。(必須マークの箇所だけでOKです。)

入力後次へを選択します。

サンプル

※架空の住所です。

  • 名前:Taro Tanaka
  • 郵便番号:000 – 0000
  • 住所2:0-0-0
  • 住所3:Nishi-shinjuku
  • 都道府県名:Tokyo
  • 連絡先番号:+81-12-345-678 ※日本の国番号(+81)に続けて電話番号の初めの0を取って入力してください。

メールアドレスを入力しておくと、後ほど配達情報の通知がいくように設定することができます。

届け先情報の入力

お届け先の入力、もしくは、お届け先住所を追加(アドレス帳に登録したい場合)を選択します。

届け先情報を英語で見本を参考にして同様に入力します。

必須マークの項目と郵便番号は必ず入力してください。

入力後次へを選択します。

サンプル

※架空の住所です。

  • 名前:Hana Tanaka (※日本と異なり、友人・家族宛の場合でも敬称(Mr・Mrs等)不要です。)
  • 国名:United Kingdom
  • 住所1:1 Street
  • 住所2:Carnaby
  • 住所3: London
  • 州名など: London (※County名 Hampshire, North Yorkshire等)
  • 郵便番号:W1B 5AH

メールアドレスを入力しておくと、後ほど配達情報の通知がいくように設定することができるので、受取人の希望があればメールアドレスの入力をしておいてもいいと思います。

内容品登録

発送方法の選択をします。EMS(物品)を選択します。

小型包装物で送付する場合には、小型包装物を選択後、航空便船便を選択します。

小型包装物に書留をつけたい場合

上記の「発送種別」で小型包装物(書留)を選択してください。

+460円かかりますが、小型包装物で送付する時は書留をつけることをお勧めします!

送付する内容品全ての入力をします。全て英語で入力します。

必須マークがある、内容品名、単価、個数だけ入力すればOKです。

入力後、画面右端の追加ボタンを押すと内容品の登録が完了します。

追加ボタンを押すと入力内容が確定され、一つ行が増え、2つ目以降の入力が可能になります。

※内容品が一つのみでも追加ボタンを押してください。押さないと後で次へボタンを押しても次の画面に進めません。

同様にして送付する内容品の入力を全て行います。

内容品の英語名が不明な場合

こちらの郵便局の日英訳が便利なので、ご参考にしてみてください。

内容品の入力が全て終わったら、「内容品種別」が「贈物」になっていることを確認してください。(プレゼントとして送る場合)

こちらが選択されていないと、荷物受け取り時に付加価値税・関税の支払いが生じる場合があります。

付加価値税・関税の詳細(支払い義務発生条件)についてはこちらをご覧ください

内容品総額は、個々に入力した単価の合計が自動で反映されます。

最後に、「危険物についてのご確認」を確認し、「同意します」欄にチェックを入れ、次へボタンを押します。

発送関連情報、税関告知書・インボイス

発送関連情報

発送予定日の入力をします。

ほかの項目は任意ですが、総重量を入力しておくと、郵便料金が自動で表示されるので郵便料金を確認することが可能です。

税関告知書・インボイス

インボイス印刷指定は、「規定枚数印刷する」にチェックを入れ、有償/無償は無償にチェックを入れます。(贈物の場合)

「規定枚数印刷する」の選択肢がない場合は、「1枚印刷する」にチェックすればOKです。

配送ステータスメール設定(任意)

依頼主・届け先情報でメールアドレスを入力した場合は、「配送ステータスメール詳細設定」左横の+マークを押すことで、配送ステータスメールの受信設定をすることが可能です。

注意事項を確認して、注意事項に同意して送り状を印刷を選択します。

追跡番号・書類の詳細の表の下に送り状ダウンロード画面が表示されます。

右端(ピンクで囲っている所)のダウンロードボタン(左)、もしくは、印刷ボタン(右)からラベルを印刷します。EMSの場合は全部で6枚あります。(小形包装物の場合は2枚です。※インボイスを印刷した場合)白黒印刷OKです!

署名が必要な書類は、画面上の案内を確認して(ご署名が必要の◎の書類)署名を終えて持参するのがベストかと思いますが、郵便局でも確認してくれるので忘れても大丈夫です。

送り状の印刷ができたら、あとは荷物とラベルを一緒に郵便局に持って行くだけでOKです!

EMSのラベルは上記画像のように専用のパウチに入れる必要があるそうですが、印刷した書類を持っていけば、郵便局の方が対応してくださいます。

ちなみに、郵送料金の支払いは、ネットではなく、荷物持参時に窓口で行います。

送り状作成後、7日以内に郵便局へ持参する必要があります!

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まとめ

以上が、日本からイギリスへの荷物(EMS)の送付方法についてでした。

イギリスへ荷物・ギフトを送付予定の方の参考になれば幸いです^^

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記事が参考になった際は、モチベが上がるので以下をクリックしていただけると嬉しいです^^

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コメント

  1. さちぇこ より:

    UKの友人へカレンダー送りたく 国際郵便myページに登録できましたが 相手に送る物から 全く進めず何度も何度も繰り返し同じことを 入力し 国際郵便の初心者むけも参考にしても進まず 四苦八苦しておったところ
    Lazybones in the UKに 出会い ⤴️⤴️一瞬で 送り状が
    出来上がりました!!  
    感謝 感謝 thanks so much!!

    • Tam より:

      さちぇこさん

      こんにちは。
      お役に立てたようで大変嬉しいです!
      ご丁寧にコメントありがとうございます^^

  2. さぬきち より:

    初めまして、こんにちは。お時間がある際に教えて欲しいのですが、国際郵便マイページからEMSを送る場合、インボイスは不要でしたか?
    全く同じで、プレゼントとしてイギリスへ荷物を送る予定です。

    • Tam より:

      さぬきちさん

      こんにちは。

      プレゼントとして送付する場合は、本記事で紹介している手順を参考に、送り状・書類を作成されれば問題ないかと思います。

      記事でも紹介してあるように「税関告知書・インボイス」の「規定枚数印刷する」にチェックを入れると、最後に必要書類が表示される(この中にインボイスもあります)ので、その書類をパッケージと一緒に郵便局に持参すれば大丈夫です。

      お答えになっていますでしょうか?
      まだご不明点あるようでしたら、コメントください^^

  3. 匿名 より:

    今年の秋からHSコードの入力が必須になるそうです

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