【イギリスで妊娠】妊娠30週目【出血で受診・入院】

妊娠・出産
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イギリスで妊娠したので、NHS(イギリスの国民保健サービス)での妊娠から出産までの記録を残しておきたいと思います。

妊娠30週目に出血があり、緊急受診して1泊入院しました。その時の記録を残しておきたいと思います。

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緊急受診までの経緯

30週目のある朝にトイレに行ってみるとトイレットペッパーに血(鮮血)が付着していました。

すぐに病院に連絡したところ、病院に来るように言われ急いで病院へ。

尿をとって15分くらい待った後にMidwifeが来て以下のことを聞かれました。

  • 出血に思い当たる理由(性行為等)
  • 出血量
  • 鮮血だったか
  • 痛みや子宮の収縮があるか
  • 胎動は変わらずあるか

その後、体温・脈・血圧を測り、GTG(ノンストレステスト)で1時間赤ちゃんをモニターされました。

CTGは初めてやりましたが、お腹にストラップを2つ巻き、赤ちゃんの心拍・子宮の筋肉の収縮を観察し、胎動を感じたら都度ボタンを押すというものでした。日本のノンストレステストというものと同じようです。

CTGが終わった後は、お医者さんに診察してもらうということで30分くらい待ちました。

その後お医者さんが以下の内容を問診。

  • 出血に思い当たる理由
  • 出血量
  • 何人目の赤ちゃんか
  • 今まで血が出たことはあるか
  • 私の年齢
  • Smear test(子宮頸がん検診)をしたことがあるか。結果はどうだったか。
  • 胎動はあるか

問診後、膣内を診察するということで、Smear testと同じような流れで診察されました。

医者
医者

出血がまだあります。Swab test(綿棒での検査)をします。

子宮からの出血ではなく膣にできた傷からの出血だと思われるが、念のため病院で今から24時間観察します。

ということで、準備はできていませんでしたが即入院となりました。24時間後問題なければ退院とのこと。

子宮からの出血ではないだろうとのことで一安心しましたが、24時間経過観察してもらえるとのことでさらに安心でした。

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リスク・注意事項

入院前にお医者さんより以下の案内がありました。

医者
医者

出血があるので何か赤ちゃんに問題がある可能性も考えられ、その場合、以下の注意事項・リスクがある。

  • 万が一何か問題があり早く生まれる場合、この病院では35週以下の出産は対応していないので、他の病院に転院し出産する必要がある。
  • 早く産む場合、赤ちゃんの肺が成長していないのでステロイドを注入するとサバイブできる可能性が増える。ただ、ステロイドを入れるとメンタルヘルスに問題が出る場合がある。詳細はリーフレットをよく読むようにと渡される。

まだ出産は少し先のことと思っていたので少しビビりましたが、あまり考えすぎずに過ごすようにしました。

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入院

先生が去ってから30分後くらいにベッドに案内されました。

案内されたベッド

青いカーテンで仕切りがある大部屋です。同じ部屋には他に3つベッドがありました。

お昼時だったのでサンドイッチをもらいました。NHSなので当然入院料も食事も無料です。

ランチ

最初のランチは間に合わなかったのでサンドイッチでしたが、通常、ランチと夕食は好きなものをメニューから事前に選んで伝え、時間になるとスタッフが持ってきてくれるシステムでした。

ランチとディナーのメニュー表

その後は4時間くらい、16時まで何もなく放置。笑 とりあえず夫にパジャマ、歯ブラシ等必要品を持ってきてもらいました。

16時過ぎにやっとミッドワイフが来て、出血具合を口頭で確認。鮮血はないが、赤めのThick discharge(どろっとしたおりもの)があり、たまにトイレットペーパーにピンク色のものがつくと説明。その後、脈・体温・血圧を測り、赤ちゃんの心音を確認されました。

Midwife
Midwife

異常はないけど、血がでたり、今まで感じたことない収縮や痛みがあればナースコールしてください。

18時くらいに夕食が運ばれてきました。

夕食

バターナッツのスープ、フィッシュケーキ、アップルクランブルを食べました。NHSの食事はひどいというイメージがありましたが、私は普通に食べれました。笑 美味しくはないですが、不味くもないです。笑 無料だし文句はないです。

夕飯後にMidwifeがきて、血圧・脈・体温を測った後にCTGでモニタリングし、出血や痛みがないことを確認。23.30の消灯時間まで2時間おきくらいにMidwifeがきて同様のことを行いました。

また、21.30にはお医者さんがきて私の体調を口頭で確認されました。今のところ異常がないので、このままなら明日退院できること、明日の朝にまた来ることを案内されました。

入院時は誰もいなかった病室も他の患者さんで埋まっており、私以外は出産前のために入院されていたようで、皆さん陣痛で苦しんでいました。なので、夜はほとんど寝れませんでした。

朝6.30と8時にMidwifeがきて、毎度のように、血圧・脈・検温・CTGを行いました。

朝ごはんは8時くらいに受付の前のエリアに取りに行く形で、シリアル・フルーツ・トーストがありました。

朝食

パンはカピカピでヨーグルトは激甘でした。笑

Tam
Tam

ヨーグルトのフレーバーは、さすがイギリスで、Toffee味しかありませんでした。笑

9.30にお医者さんがきて、出血を確認するためナプキンを見せるように言われ、出血も痛みもないことを確認し退院OKとの案内。

医者
医者

出血も痛みもないから大丈夫だとは思うけど、念のため超音波検査で再来週チェックするからまた病院にきてください。

念には念をで調べてくれるのでとても安心しました。NHSのイメージが変わった瞬間でした。

その後Midwifeが2回ほどきて毎度の検査を行い、12時くらいに無事退院できました。

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まとめ

以上が、イギリスで妊娠中に出血し緊急受診・入院したことについてのレポートでした。

妊娠中は少しの変化でも不安になると思いますが、NHSではしっかり診てくれたのでとても安心しました。

私のように妊娠中に不安になっている方へ参考になれば幸いです。

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