先日イギリスのヤングアダルト向け推理小説”The Curious Incident of the Dog in the Night-Time”(日本語版:「夜中に犬に起こった奇妙な事件」)を読み終えました。
私は元々読書が好きではなく、日本の本も数えるほどしか読んだことありません。
そんな私が1ヶ月かからず初めて読み終えることができた洋書”The Curious Incident of the Dog in the Night-Time”について今日はレビューしたいと思います!
簡単なあらすじ
自閉症の男の子の主人公クリストファーが、近所で殺された犬の犯人を突き止める物語です。
15歳の彼自身が殺犬事件を元に本を書くことになり、それをベースにストーリーが進んでいきます。
ジャンルはミステリーですが、殺犬事件以外にもクリストファーの日常が多くストーリーで描かれています。
なので、推理小説だと構えておくとちょっとがっかりするかもしれないので、ミステリー+自閉症の男の子の日常って感じで構えておくのがベターかなと思います。
私の勝手な評価と感想
評価
読みやすさ(英語):
本のボリューム(ちょうど良さ):
ストーリー:
総合:
まず英語ですが、主人公のクリストファー(15歳)が書いた本をベースにストーリーが進むので、一部(Maths, Science関連)を除いてそこまで難しくなく、スムーズに読めました。
あと電子書籍で読んだので、わからない単語に遭遇したときにサクッと検索できるたのも、読み続けられた理由かなと思います。
彼はMathsとScienceが得意なのでそのくだりがたくさん出てくるのですが、あほな私にはさっぱり。笑 多分日本語で読んでもわからないだろうとすっ飛ばしていましたが、個人的にはMathsとScienceについてなんか難しいこと言ってんなってのが分かればOKだと思っています。笑
あと、途中で投げ出したくなかったのでボリュームも重要だったのですが、長すぎず短すぎずでちょうどよかったと思います。
電子書籍でiPadで読んだのですが、200ページほどで、空いた時間に読んで1ヶ月弱で読み終えることができました。
私は読むのが遅いので、読書慣れされてる方はもっと早く読み終えられると思います!
↓英語版
↓日本語版
↓Amazon UK Kindle版(英語)
↓Amazon UK ペーパーバック版(英語)
感想
メインの殺犬事件ももちろん面白かったのですが、それに付随して起きる色々なストーリー・事件も面白かったです。
寝る前に読んでいたのですが、先が気になって深夜まで暗闇で読み続け、翌日しんどかった日もあったり。笑
この本を読んで個人的に一番良かったことは、自閉症について勉強できたことです。
今まで自閉症に対する知識がほとんどなかったので、この本を通して自閉症の子の考え方や振る舞いについて学べたのはとても有益でした。
ちなみに、ロンドンでは劇をやっていたそうです!(現在は休止中)
ちょっと私の脳内のクリストファーとイメージが違くて残念ですが(笑)再開されたら見てみたい^^
あと、自閉症関連で、先日イギリス人ジャーナリストのLouis Theroux(ルイ・セロー)の番組のAutismのエピソードを見てみました。これも興味深かったです。
クリストファーは恐らく軽い自閉症だと思うのですが、Louis Therouxの番組では軽い症状の子から重い症状の子までインタビューをしてて、これまた色々と考えさせられました。
イギリス在住の方はBBC iPlayerから視聴できます。
日本では、Huluで視聴できるようです。
まとめ
以上がThe Curious Incident of the Dog in the Night-Time”の感想でした^^
私のように、読書苦手だけど洋書読み始めたいって方には是非お薦めしたい作品です。
スローペースですが、この本を読み始めて読書の楽しさがわかり(遅い。笑)、現在はまた別のイギリスの本を読んでいます!
私の読書好きイギリス人パートナーも推している作品なので、ミステリー好き・自閉症について学びたい方なら誰でも楽しめる作品かと思います^^
↓英語版
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