【イギリス人と国際結婚】日本での結婚手続きと必要書類一覧

国際結婚
国際結婚

イギリス在住の私(日本人)ですが、日本に一時帰国した際に長年同棲していたイギリス人パートナーと入籍しました。

日本でイギリス人と結婚される方のお役に立てたら嬉しいので、手続き方法と必要書類を紹介したいと思います^^

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日本に住民登録がなくても日本で入籍できるか?

できます。

私自身海外在住で日本に住民登録はありませんが、無事入籍できました。

ただ、役所によって対応や書類が異なることがあるようなので、事前に婚姻届を出したい役所に問い合わせされることをおすすめします。

Tam
Tam

私も役所に、イギリスからメールで何回か問い合わせしました。

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日本でイギリス人と結婚する際に必要な書類

日本でイギリス人と国際結婚する場合は、現在の居住国(日本なのか海外なのか)に関わらず必要書類は同じようです。

役所ごとによって必要書類が若干異なることもあるようですが、基本的には、以下の書類を役所に提出することで国際結婚が成立します。

必要書類は、こちらのイギリス政府のページでも確認できます。(英語)

必要書類
  • 婚姻届

日本人側

  • 戸籍謄本
  • 身分証明書

イギリス人側

  • 出生証明書(Birth Certificate)
  • 出生証明書(Birth Certificate)の日本語訳(別紙)
  • パスポート原本
  • パスポート(写真のページ)の日本語訳(別紙)
  • 宣誓供述書/婚姻要件確約書 (Affirmation of Marital Status)
  • 宣誓供述書/婚姻要件確約書 (Affirmation of Marital Status)の日本語訳(別紙)

日本人側が必要な書類

戸籍謄本は本籍がある役所で手に入れられます。

両親が代わりに入手することも可能なので、もし急ぎの場合には、両親に戸籍謄本と婚姻届を一緒に取りに行ってもらうとスムーズです。

身分証は運転免許やパスポートでOKです。私はパスポートを使用しました。

本籍がある役所で婚姻届を提出する際には、戸籍謄本の提出は不要なようです。

婚姻届

婚姻届は役所で手に入ります。どこの役所のものでもOKです。

戸籍謄本と一緒に手に入れておくとスムーズかと思います。

Tam
Tam

婚姻届は間違えた時ように2枚もらっておくといいと思います!

自分たちの名前と証人欄だけ埋めて、わからない箇所は空欄で役所に持って行き、入籍予定日以前・入籍当日に職員さんと確認して記入するのが確実かと思います。

イギリス人の名前、イギリスの住所は全て日本語(漢字、ひらがな、カタカナのいずれか)に変換し、日本語の順序で記入する必要があります。

詳細はこちらをご覧ください。

イギリス人側が必要な書類

イギリス人側の書類の用意がちょっと面倒です。笑

Tam
Tam

私はイギリスのビザ申請を経験しているのでそれと比べたら楽でしたが、それでもやっぱりストレスでした。笑

他の方のブログを拝見した際には、出生証明書のみ和訳を求められていたケースが多かったですが、私が婚姻届を提出した役所では、以下の書類3点全ての和訳をつけるように言われました。

面倒ですが、翻訳は自分でやっていいのでお金は抑えられます!

出生証明書(Birth Certificate)+和訳

出生証明書はオンラインで申し込みができます。

こちらから登録(無料)後、申し込むことができます。

詳細については以下の記事をご覧ください。

パスポート原本+和訳

イギリス人側のパスポート原本と顔写真ページの和訳の提出が必要になります。

和訳に関しては、私が婚姻届を提出した役所では和訳のフォーマットがあったので、そちらにパスポート内容を日本語で記入するだけでOKでした。

なので、和訳を求められた時は役所にフォーマットがあるかどうか聞いてみるといいと思います。

また、フォーマットがあると知る前に自分で翻訳したものがあるので、以下に共有しておきます。参考にしてみてください^^

※個人情報を含む箇所は、架空の情報に置き換えています。

和訳時の注意点については、こちらで詳細をご確認ください。

宣誓供述書/婚姻要件確約書(Affirmation of Marital Status)+和訳

駐日英国大使館で手に入ります。£50(約7,500円)かかります。

こちらからオンラインで申請します。

詳細については以下の記事をご覧ください。

書類の準備〜入籍までの流れ

以下、簡単にですが、私たちの入籍までの流れをまとめておきます。ご参考にしてみてください^^

余裕を持って行動されたい方は以下より少し早めに準備されると良いかと思います。

手順
  1. 役所に必要書類の確認(入籍予定日3ヶ月前)
  2. 出生証明書の入手(入籍予定日2~3ヶ月前)
  3. 出生証明書が届いたら婚姻要件確約書をオンラインで申請(入籍予定日2~3ヶ月前)
  4. 婚姻要件確約書を駐日英国大使館で受け取り(入籍予定日1週間前)
  5. 各書類の和訳を用意(入籍予定日1〜2週間前)
  6. 婚姻届に記入・証人に署名をもらう(入籍予定日1〜2週間前)
  7. 役所に書類を事前に持参し、不備がないかチェック(入籍予定日数日前)
  8. 入籍予定日に書類を持参し入籍(入籍予定当日)
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名字の変更

日本人同士が結婚した場合は婚姻届を出すことによって妻側が自動的に夫の名字に変更されるようです。

ですが、国際結婚の場合はそれが適用されないので、名字を変更したい場合は別で手続きが必要になります。

婚姻届を出した後に、「外国人との婚姻による氏の変更届」を役所に出すことによって名字の変更ができます。こちらは婚姻届提出から6ヶ月以内であれば、入籍当日でなくても手続き可能です。

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イギリスでも入籍や手続きは必要?

日本で入籍した場合は、イギリスで別で手続きする必要はありません。

日本で成立した結婚は、イギリスでも通用します。

Your marriage or civil partnership will be recognised in the UK if both of the following apply:

  • you followed the correct process in the country where you got married
  • it would be allowed under UK law
Getting married abroad GOV.UK
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婚姻要件具備証明書(Certificate of No Impediment)

以前は日本でイギリス人と結婚する際は、「婚姻要件確約書」の代わりに「婚姻要件具備証明書」という書類を大使館から入手して、国際結婚の手続きに使用できたようですが、現在はこちらの書類が大使館から発行されていないようです。

ただ、私たちはイギリス在住なので、「婚姻要件具備証明書(Certificate of No Impediment)」がイギリスの役所から入手できると聞いたので、当初はこちらの書類を「婚姻要件確約書」の代わりに使用するつもりでした。

アポもとり、申請手数料も払い、準備万端だったのですが、こちらの方法はお勧めしません。

もともと、役所の指示に従って「婚姻要件具備証明書」を準備していたのですが、しばらくしたら、「婚姻要件確約書」の方が確実だと役所から言われました。笑

なぜなら、「婚姻要件具備証明書」のフォーマットが役所が見慣れていないものだった場合、法務局の認可だかなんだか(うろ覚えです。笑)に何ヶ月もかかる可能性があるそう。

Tam
Tam

プラス、せっかく手に入れた「婚姻要件具備証明書」は、イギリスの役所のミスで重要な生年月日の記載がなく結局使い物になりませんでした。笑

ということで、同じ境遇の方は少ないかと思いますが、私たちは申請料£50を無駄にしたので(笑)、こちらの記事を読まれている方は、上記で紹介している大使館で「婚姻要件確約書」を入手されることを強くお勧めします!

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まとめ

以上が、日本でイギリス人と結婚する方法と必要書類の一覧についてでした。

イギリスと違って、日本では役所の方に聞けば丁寧に教えてくれます。

希望の入籍日に入籍できるように、事前に用意した書類を入籍日前に役所に持参してチェックしてもらうと確実です。

Tam
Tam

私も入籍予定日の数日前に役所に書類を持参して確認してもらったので、入籍日当日はスムーズで30分くらいで手続きが終わりました!

各書類の詳細については後日別で記事にしたいと思います。

ご参考になれば幸いです^^

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