イギリスで妊娠・出産しました。
ベビー用品の購入は、イギリスと日本では勝手が違うので当時はとても手惑いました。
同じように悩んでいる方もいるかもしれないので、産後1年経過しましたが、実際に購入したもの・便利だったものを紹介したいと思います。
Hospital bag(入院準備リスト)
NHSのこちらのページでも病院に持って行く入院準備リストの確認ができます。
NHSのページを参考に、以下に私が持って行ったものをリストにしています。
実際に購入・使用しているものはリンクを貼り、私の経験で要らなかったものには打ち消し線を引いています。
- バースプラン・病院関係の書類
- 分娩中に着るゆったりとした服:無痛分娩希望からの帝王切開だったため、結局このワンピースを着たのは一瞬で、麻酔を打つ際に背中開きの服を渡されそれに着替えました。
- ゆったりとした服3着:マタニティ・授乳用の私服3着とパジャマを2着持って行きましたが、出産後は基本ずっとパジャマを着ていました。笑
- 授乳ブラ:ボタンで外れるタイプだったり色々なタイプの授乳ブラを購入しましたが授乳の度に外すのが面倒で、結局一番重宝したのはこちらの捲るだけのタイプのものでした。
- 母乳パッド:最初はLansinohの使い捨てを使用しましたが勿体なくなって、Lansinohの繰り返し使えるものを2箱(計8枚)購入して使用していました。Bootsの安いものも使用してみましたが全く吸収せず良くなかったです。。
- 産褥パッド:産後〜悪露が止まるまで使用していました。
- パンツ:妊娠時から使用していたハイウエストのパンツを持って行きました。(使い捨てのパンツも一応持参しましたが使用しなかったので、個人の意見としては不要かと思います。)
- 歯ブラシ・ヘアブラシ・ハンカチ・石鹸・リップ・デオドランド・ヘアゴム・その他日用品:左記にプラスでシャンプー・リンス・ドライヤーを持って行きました。
- タオル:自宅にあるタオルを持って行きました。
- リラックスできるグッズ(本・雑誌など):iPadを持って行ってたまに動画を見ていました。
扇風機・ウォータースプレー:持参しませんでした。- 授乳服:出産前は着ていましたが、出産後は上で書いた通り基本パジャマを着ていました。笑 パジャマ+2着あれば十分かと思います。
ガウン・スリッパ:ガウンは持参せず、スリッパの代わりにクロックスもどきを持参しました。- スナック・飲み物:スナックはこのCrunchy Oats & Honeyのバーを大量に持って行きました。夫も小腹が空いたら食べていたのでちょうど良かったです。飲み物は持参せず、家から水筒を持って行きました。院内にウォーターサーバーがあったので、随時そこで水を夫に入れてもらっていました。
枕:持参しませんでした。病院にあったものだけで十分でした。TENS マシン(経皮的電気神経刺激装置):持っていないので持って行きませんでした。- 薬:アスピリンと花粉症の薬を持って行きました。
↓リストになかったけど持って行って良かったもの↓
- イヤホン:夜も物音(看護師さんが来たり他の患者さんや家族のいびき)で寝れなかったので、イヤホンで音楽を聴きながら寝ました。音に敏感な方は耳栓かイヤホンを持参した方がいいかと思います。
- 肌着(Vest)・カバーオール(sleepsuits):こちらでは前開きの肌着がないため日本で買った肌着を持って行きましたが、生地が薄くて寒かったので、結局イギリスの肌着とカバーオールを使用しました。病院には3-4着持って行きましたが、入院が3泊と長くなってしまったので追加分を夫に自宅から3-4着持ってきてもらいました。
帰宅用の服:帰宅の際も上記のvestsとsleepsuitsを着せて帰ったのでプラスでは持って行きませんでした。(ダウンコートを用意していましたが、ミッドワイフにカーシート内では安全上厚着をさせてはダメと言われました。カーシートはvest+sleepsuitを着せてブランケットで寒さを凌がせました。)帽子・ミトン・靴下・ブーツ:帽子は出産後に病院スタッフが赤子に被せていたのでそれをずっと使用していました。帽子は通常は外のみ着用すればいいそうですが、院内ではずっと被せとくようにと指示されました。(寒かったからかもしれません。)sleepsuitは足まで被っているタイプだったので靴下は不要でした。- オムツ:Pampersのサイズ0とサイズ1を持って行きました。うちの子は3000g弱だったのでサイズ1だと大き過ぎで漏れたりしたので、結果サイズ0を使っていました。
ショール・ブランケット:病院でブランケットは支給されたので寝る時はそれを使用し、持ってきたものは帰宅の際にカーシートの上にかけるために使用しました。- モスリン・
涎掛け:こちらでモスリンは日本でいう赤ちゃんガーゼに値するもののようで、我が家ではメインに赤ちゃんのよだれや吐き戻した際に使用していました。) - カーシート:サイベックスのものを購入しました。ベビーカーにも装着できて便利です。ごっついベースも別売りされていますが、高いですし個人的にはいらないと思います。)
↓以下NHSのページには記載はないけど別で用意して持参したもの↓
- おしりふき
- おむつかぶれ用クリーム:このクリームは義母に教えてもらったのですが本当におすすめです。新生時期におむつかぶれ(nappy rash)が酷かったのですが、薬剤師にお薦めしてもらった別のクリームは全く効果がありませんでした。義母お薦めのこのクリームを使ってからはおむつかぶれ皆無になりました!
- おむつ袋
赤ちゃんの服
NHSのこちらのページで赤ちゃんの服の準備リストを確認できます。
NHSのページを参考に、以下に私が持って行ったものをリストにしています。
実際に購入・使用しているものはリンクを貼り、私の経験で要らなかったものには打ち消し線を引いています。
- カバーオール(Sleepsuits)6着:5着くらい用意しました。随時追加で購入すればいいので、最初は6-8着あれば大丈夫かと思います。
- カーディガン2着:1着用意していましたが使いませんでした。気温に応じて順次用意すればいいと思います。
- 肌着(Vest)6着:5着くらい用意し、生まれた後に追加で購入しました。
ショール、もしくは、ブランケット(blanket):病院に持っていったブランケットを自宅でも使用していました。- ニット帽(wool hat)、ミトン、モコモコのブーツ(bootees):イギリスは寒い時期が長いので必須です。夏生まれならすぐには必要ないと思います。
- 帽子(sun hat): 日差しが強くなって抱っこ紐で出かけるようになってから購入しました。
新品じゃなくても良ければ、イギリス版メルカリ「Vinted」で購入するのもお薦めです!最近はほとんとVintedで子供の服を購入しています。

Vintedはメルカリユーザーと比べると適当(例えば、商品の状態を「Very good(とてもいい)」と書いていてもそれ以下なことが多い。笑)なので、神経質な方にはVintedの利用はお勧めしないです。
梱包も適当な人が多いので破けて届くことも多いのですが、私はそんなに気にしない&普通に新品で買うよりもかなり安く購入できるので重宝しています!
洗濯洗剤
洗濯洗剤は現在進行形でFairy non-bio podsを使用しています。
どの洗剤を使っても大丈夫のようですが、念のためで赤ちゃんの肌に優しいこちらの製品を使用しています。

面倒くさがりの私は赤ちゃんと大人の洋服を分けずに一緒に洗っちゃっています。
ベビー寝具

- ベビーベッド(crib)
、新生児用かご型ベッド(moses basket):Snuzpodのベッドサイド用のベビーベッドを購入して使っていました。上のベッド部分が持ち運び可能なのでmoses basketは購入せず、日中もSnuzpodのベッドをリビングに持って行って過ごしていました。 - 硬いマットレス:Snuzpod用のこちらのマットレスを使っていました。
- ウォータープルーフカバー:こちらもSnuzpod用のものを使っていました。
- ベッドシーツ:Snuzpod用のものを使用していました。最初は4枚持っていましたが、おしっこで漏れてしまったり洗濯が間に合わなかったりで最終的に8枚購入しました。
- ブランケット・ 寝袋(sleeping bag):病院に持っていったブランケットを自宅でも使用していました。Sleeping bagもありましたが、寝返りするまではブランケットの方が使い勝手が良かったです。
日本では赤ちゃん用のドーナツ型枕を使ってる方が多いようですが、イギリスでは枕は使わないように指導されます。
軽いブランケットも窒息防止のため、脇の下から掛け背中の後ろにtuck in(せきちんと入れるように指導されます。 ブランケットの代わりにsleeping bag(寝袋)を使用してもOKです。

我が家では寝返りをするまではブランケットを使い、寝返りをコロコロするようになってからはsleeping bagに切り替えました。
お出かけ関連

ベビーカーはBabyzen(現Stokke)のyoyoのバシネット(生後〜6ヶ月まで使用するベッドタイプ)とフレームがセットになっている椅子タイプ(生後6ヶ月〜2・3歳まで使用可能)を購入しました。バシネットは椅子タイプについてくるフレームに装着することができます。

yoyoのベビーカーはコンパクトですが、イギリスのお母さんたちは結構もっとタイヤが大きいごっついタイプを持った方が多いです。
我が家はあまりスペースがないことと日本に本帰国する可能性があったので、折りたたみ可能(+飛行機に持ち込みもできる)なコンパクトのものを購入しましたが大正解でした。
日本に一時帰国した際も大きいベビーカーだと改札を通れなかったので、yoyoにして良かったです。
ベビーカーのアクセサリは後々購入しましたが、買って良かったのはレインカバー、フットマフ、パラソルです。現在進行形で使用しています。どれも高いですが、純正品は手間がかからないように作られており使い勝手がいいです。フットマフは装着したまま折りたためるので楽ちんです。
抱っこ紐はネットで調べて良さそうだったBabyBjörnのOne Airを購入して使っています。最初は装着方法に戸惑いましたが、慣れれば簡単でした。夫と身長差が35センチくらいあるのですが、一緒に問題なく使えています。新生児時期から使えて便利です。

うちの子はベビーカーよりも抱っこ紐が好きなので、1歳を過ぎた今もいまだに抱っこ紐を使いまくってます。笑
チャイルドシートはCybexにしました。ベビーカーとメーカーは違いますがyoyoのカーシートアダプターを購入すると、チャイルドシートをベビーカーに装着できてトラベルシステムとしても利用できます。

その他用意したもの
ミルクは義母が夫に使っていたCow & Gate 1を購入しました。1歳になるまでこのミルクをあげられます。(Follow on milkに切り替える必要はありません。)
イギリスでは生後6ヶ月までビタミンDドロップをあげるように指導されます。(1日一回ミルクに入れるか授乳時に乳首に垂らしてあげます。)こちらはHealth visitorから指導があると思うので、それまで購入しなくてもいいと思います。(私も言われるまで用意していませんでした。)
日本だとキッチンのシンクで沐浴するのがスタンダードかと思いますが、イギリスのシンクは日本ほど大きくありません。シンクの隣で沐浴させようともしたのですが、ちびの私にはカウンターの高さが高すぎて不可能でした。笑
試行錯誤した結果、我が家ではベビーバスに水を溜めリビングに持って行って、リビングの床で沐浴するスタイルを生後6-7ヶ月目くらいまでしていました。
NHSのこちらのページでイギリスの沐浴方法も確認できます。
私たちは何ヶ月もの間シャンプーや石鹸等は一切使いませんでした。なぜなら、イギリスでは生後4-6週間は肌が弱いため石鹸やシャンプーを使うなと指導されていたことと、キッチンから離れて沐浴させていたのでシャンプーや石鹸を洗い流せなかったからです。

今は大人用のバスタブに入れてシャンプーやボディーソープも使っていますが、日本のように洗い場と浴槽が分かれていないので、子供の体が浴槽に入ったままシャンプーを洗い流しています。
シャンプー水に体が浸かっているので日本人の私の感覚としては嫌なのですが、イギリスではみんなこのスタイル+他に良い方法が思いつかないのでこのスタイルでお風呂に入れています^^;
保湿液はHealth visitorに確認して生後2ヶ月くらいから使い始めました。
搾乳機は使うかわからなかったのでAmazonで口コミのいいリーズナブルのものを購入しました。6-8回くらい使いましたが、毎回洗うのが面倒+直で授乳した方が手っ取り早かったので結局あまり使いませんでした。笑
まとめ
以上がイギリスで出産の購入したベビー用品についてでした。
ご参考になれば幸いです^^
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