イギリスで妊娠したので、NHS(イギリスの国民保健サービス)での妊娠から出産までの記録を残しておきたいと思います。
今日は、妊娠約12週目に行われる妊婦健診のUltrasound Scan(超音波検査)について書きたいと思います。
病院よりアポ日記載のレターが届く
前回(初回)の妊婦健診から数日後(妊娠10週目)に近隣の病院からスキャン(超音波検査)のアポの日程が記載されたレターが届きました。
スキャンはちょうど妊娠12週目に設定されていました。
この日付で問題ない場合は確認メールか電話をくださいとのことだったのでメールを送り予約を確定。
スキャン当日
超音波検査
12週目の超音波検査では以下の内容を確認してくれます。
- 現在妊娠何週目か、出産予定日の確認
- 単胎妊娠か多胎妊娠かの確認
- 赤ちゃんが正しい場所で成長しているかの確認
- 赤ちゃんの成長状態の確認
日本だと3D写真もあるようですが、イギリス(少なくとも私のエリア)のNHSでは2Dの白黒のエコーでの検査でした。
病院から受け取ったレターには「スキャン予定の1時間前に水を1リットル飲み、その後トイレに行かないように」と書いてありました。
1リットルも一気に飲めなかったので、700リットル頑張って飲んで行きましたが、結果大丈夫でした。
本人以外に一人同伴していいとのことだったので夫と一緒に行きました。
イギリスの病院も日本の総合病院と同じように広くて迷いました。笑
予約時間ちょうどくらいに呼ばれて、暗い部屋でエコー検査開始。
横になってお腹を出し、ジェルを下腹部に塗られた後に超音波の出る器械をあてられます。
テレビ画面に赤ちゃんの写真が表示され、やっと妊娠しているんだと実感しました。動いてる赤ちゃんと赤ちゃんの心臓も見ることができました。
検査項目に沿って確認してくれ、赤ちゃんはSingleton(単胎妊娠)、Cervix(子宮頸部)も問題なし、赤ちゃんの首のむくみ・身長も問題なしとのことで安心。正確な出産予定日も案内され、当初の予定日より+1日でした。
検査は合計30分ぐらいかかったかと思います。
写真が欲しい場合はSonographer(超音波検査士)に開始前にその旨を伝えると有料で購入できました。(3枚で£10でした。)
イギリスでは、原則、超音波検査は2回しか行われません。なので、貴重なので、私は記念に写真を購入しました。
その後、希望の場合はスクリーニング検査を一階で受けられるとのことだったので希望し、用紙をもらって別のエリアにある検査会場に向かいました。
血液検査
スクリーニング検査(血液検査)では、ダウン症候群、パトウ症候群、エドワーズ症候群の病気の可能性をチェックしてくれます。
日本では新型出生前診断というようです。
10分くらい待って血液採取後、結果は何か問題があれば数日以内に電話連絡、そうでなければBadger Notes(イギリスの妊婦用のアプリ)に1週間以内に反映されるとのことでした。
そのあと、次回(であり最後)の20週のスキャンの予約をして帰宅しました。
スクリーニング検査の結果
スクリーニング検査2日後にアプリを確認したところ、検査結果が反映されていました。
こんな感じで「1/15000の可能性」(上段)といった感じで表示されます。とりあえず可能性が低い(Low)とのことなので一安心でした。
まとめ
以上が12週目のUltrasound Scan(超音波検査)についてでした。
次回は16週目にあるMidwifeとの妊婦健診について書きたいと思います。
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