イギリス在住の私(日本人)ですが、日本に一時帰国した際に長年同棲していたイギリス人パートナーと入籍しました。
今回は、日本での国際結婚に必要な書類、婚姻要件確約書(Affirmation of Marital Status)の取得方法と日本語訳について紹介したいと思います。
婚姻要件確約書(Affirmation of Marital Status)の取得方法
婚姻要件確約書はオンラインで申請・支払い後、駐日英国大使館で受け取りできます。
申請料金は£50(約7,500円)です。
こちらからオンラインで申請します。
婚姻要件確約書の申請には出生証明書(Birth Certificate)の提出が必要なので、出生証明書を取得してから婚姻要件確約書を申請する流れになります。
上記から現住所の確認できる書類(日本在住イギリス人の場合は在留カード)・出生証明書・パスポートの写真をアップロード・質問事項に回答し、申請料の支払いを行います。
その後、予約状況のスケジュール表が表示されるので、空いてる日の予約をとり、イギリス人本人がアポ当日に大使館に行き、婚姻要件確約書を受け取る流れです。
2ヶ月前くらいにその月の予約枠が開放されるようなので、入籍日(予約したい月)の2ヶ月前くらいに婚姻要件確約書の申請を行うのがベストかと思います。
私たちも2ヶ月前に予約しました。
婚姻要件確約書の日本語訳
婚姻要件確約書には日本語の記載もあるのですが、私たちが婚姻届を提出した役所では、100%日本語に翻訳されていないため和訳を添付するよう案内がありました。
他の方のブログを拝見した際には和訳は出生証明書のみ求められたそうなので、役所によって婚姻要件確約書の和訳は必要でないケースもあるようです。
和訳をする際は、原本でなく必ず別紙に和訳し提出する必要があります。
原本に少しでも書き込みをしてしまうと、書類として無効になってしまうのでご注意ください。
ほぼ日本語で書いてあるので少ししか訳していませんが、今後同様に翻訳を求められた方ように、以下に私が訳した内容を共有するので、ご参考にしてみてください^^
※個人情報を含む箇所は、架空の情報に置き換えています。
婚姻要件確約書
私、デップ, ジョニーは、以下について確約します。
以下は私の詳細です。
氏 | デップ |
名 | ジョニー |
男性/女性 | 男性 |
生年月日 | 1963年6月10日 |
出生地 | ロンドン |
現住所 | 郵便番号:W1J 7JT 英国 ロンドン ピカデリー 101 |
職業 | 会社員 |
父親の氏名 | デップ, クリストファー |
母親の氏名 | デップ, ベティ スー |
母親の旧姓 | パーマー |
英国旅券番号 | 123456789 |
英国旅券の発行年月日・発行場所 | 2000年1月1日・英国 |
婚姻区分 | 独身 |
離婚の場合、離婚証明書の発行年月日・発行場所 | 該当なし |
死別の場合、前配偶者の死亡年月日・場所 | 該当なし |
ーページ区切りー
私は18歳以上である、又は[18歳未満であるが、婚姻要件を満たすために法律上必要な人々の承諾を得ている] 又は[ 18歳未満であるが、婚姻要件を満たすために法律上承諾を得る必要がある人物は存在しない]。
以下の者との婚姻を申し入れます。
田村 みき (相手の氏名)
郵便番号: W1J 7JT 英国 ロンドン ピカデリー 101 (相手の現住所)
日本 (相手の国籍)
●●役所 (婚姻場所)
●●●●年●●月 (婚姻日)
この婚姻について、親族関係や姻戚関係による障害、およびその他の法律上の障害がないことをここに確約します。
重要事項: 以下のセクションは、領事官の面前でのみ記入および署名する必要があります。
ご予約前のご記入はご遠慮ください。
署名場所 駐日英国大使館
において
●●●●年●●月●●日
Johny Depp (本人署名)
本職 タナカ タロウの面前で署名確約した。
在 駐日英国大使館 英国領事官
(立会人署名)
立会人の署名及び公印
翻訳者氏名 印
住所 郵便番号: W1J 7JT
英国 ロンドン ピカデリー 101
翻訳日 年 月 日
上記をエクセルファイルで作成し、両面印刷して提出しました。
和訳時の注意点
和訳時の注意点については、こちらで詳細をご確認ください。
まとめ
以上がイギリス人と国際結婚に必要な婚姻要件確約書(Affirmation of Marital Status)の取得方法・和訳についてでした。
ご参考になれば幸いです^^
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